ヨーロッパの歴史

第二次世界大戦後に共産化したヨーロッパの国々とは?東側諸国の一覧を解説

第二次世界大戦の終結後、ヨーロッパではソ連の影響力拡大とともに、多くの国が共産主義(社会主義)政権へと移行しました。これらの国々は「東側諸国」または「東欧ブロック」と呼ばれ、冷戦期には西側の資本主義陣営と対立することになります。

戦後に共産化したヨーロッパの主な国

  • ソビエト連邦(ソ連) – 1917年のロシア革命以来、共産主義国家として存在し、戦後は東欧諸国の中心的存在となりました。
  • ポーランド – ソ連の占領下で共産党政権が樹立されました。
  • チェコスロバキア – 1948年のクーデターにより共産主義体制が確立されました。
  • ハンガリー – ソ連の影響下で人民共和制へ移行しました。
  • ルーマニア – 1947年に王政が廃止され、社会主義共和国となりました。
  • ブルガリア – 戦後まもなく共産党政権が成立しました。
  • アルバニア – パルチザン闘争を経て共産主義国家となりました。
  • 東ドイツ(ドイツ民主共和国) – ドイツ分割に伴い、ソ連占領地区を基盤として1949年に建国されました。
  • ユーゴスラビア – 独自のパルチザン闘争によって解放され、ティトー率いる共産主義政権が誕生しました。

各国の特徴とその後の動向

これらの国々の多くは1955年に設立されたワルシャワ条約機構に加盟し、軍事的にもソ連と結びついていました。ただし、ユーゴスラビアは1948年のチトー・スターリン対立以降、ソ連と距離を置き、非同盟路線を歩んだ点で特異な存在です。またアルバニアも後にソ連と決別し、中国との関係を深めました。

1989年から1991年にかけての東欧革命とソ連崩壊により、これらの国々は相次いで共産主義体制から離脱し、民主化と市場経済への移行を進めていきました。チェコスロバキアやユーゴスラビアはその後、複数の独立国家へと分裂しています。