南米大陸は、15世紀末から19世紀にかけて、主にスペインとポルトガルによって植民地化されました。その後、フランスやイギリスなども一部の地域を支配しました。ここでは、南米諸国を支配したヨーロッパ各国と、それぞれの植民地について詳しく解説します。
スペインの植民地
南米で最も広範な植民地帝国を築いたのはスペインです。16世紀にアンデス地方を征服して以降、以下の国々を長年にわたり統治しました。
- アルゼンチン
- ボリビア
- チリ
- コロンビア
- エクアドル
- パラグアイ
- ペルー
- ウルグアイ
- ベネズエラ
これらの国々では現在もスペイン語が公用語として使われており、カトリック文化が深く根付いています。
ポルトガルの植民地
ポルトガルが支配したのはブラジルです。1500年にペドロ・アルヴァレス・カブラルが到達して以来、1822年の独立まで約300年間にわたって統治されました。そのため、ブラジルは南米で唯一ポルトガル語を公用語とする国となっています。
フランスの植民地
フランスが支配したのは仏領ギアナ(フランス領ギアナ)です。現在もフランスの海外県としてフランスに属しており、南米における唯一の欧州連合(EU)地域として知られています。
イギリスの植民地
イギリスは南米北部および南部の一部を支配しました。
- 英領ギアナ: 現在のガイアナ共和国。1966年に独立しました。
- フォークランド(マルビナス)諸島: 現在もイギリスの海外領土であり、隣接するアルゼンチンとの間で領有権問題が続いています。
まとめ
このように、南米はスペインが圧倒的に多くの国を支配し、ポルトガルがブラジルを、フランスとイギリスがギアナ地方や周辺諸島を支配するという構図でした。こうした植民地時代の歴史は、現在の南米諸国の言語、宗教、文化に大きな影響を与え続けています。