ヨーロッパの歴史

第一次世界大戦でドイツと共に戦った国はどこ?「中央同盟国」の構成国を解説

第一次世界大戦(1914年〜1918年)において、ドイツ帝国と同じ陣営、いわゆる「中央同盟国」として戦った国は以下の3か国です。

中央同盟国の構成国

オーストリア=ハンガリー帝国

ドイツにとって最も重要な同盟国でした。1914年のサライェヴォ事件(オーストリア皇位継承者フランツ・フェルディナント大公暗殺事件)をきっかけにセルビアへ宣戦布告し、これが第一次世界大戦勃発の直接の引き金となりました。ドイツとの間には1879年に締結された独墺同盟があり、開戦から終戦まで一貫してドイツと行動を共にしました。

オスマン帝国

現在のトルコにあたる国です。1914年10月に中央同盟国側として参戦しました。黒海への出口を確保したいロシアとの対立や、ドイツからの軍事・経済支援を受ける狙いがあったとされています。中東やダーダネルス海峡方面での戦いでは、連合国軍を苦しめる場面も多く見られました。

ブルガリア王国

バルカン半島の国家で、1915年に参戦しました。第二次バルカン戦争でセルビアやギリシャなどから領土を奪われた経緯があり、その報復の機会を求めて中央同盟国側についたと言われています。マケドニア方面などでの戦闘に参加しました。

まとめ

このように、第一次世界大戦でドイツ側に立って戦ったのはオーストリア=ハンガリー帝国、オスマン帝国、ブルガリア王国の3か国です。これらの国々は「中央同盟国」と総称され、イギリス、フランス、ロシア、後にアメリカなどが加わる「連合国(協商国)」と対峙しました。最終的に中央同盟国は1918年に敗北し、各国は戦後の講和条約によって領土の縮小や体制の崩壊を経験することとなりました。