ヨーロッパの歴史

1917年のロシア革命の影響として当てはまらないのはどれ?正解と解説

問題

1917年のロシア革命の影響として当てはまらないものを、次の選択肢から1つ選んでください。

  • a) ブレスト=リトフスク条約の締結
  • b) 立憲君主制の確立
  • c) 皇帝ニコライ2世の退位
  • d) ボリシェヴィキ党による政権掌握

正解

b) 立憲君主制の確立

解説

1917年のロシア革命は、世界史における大きな転換点となった出来事です。この革命によって、300年以上にわたりロシアを統治してきたロマノフ王朝が崩壊し、ウラジーミル・レーニンが率いるボリシェヴィキ党が権力を握りました。

革命がもたらした主な影響は以下の通りです。

  • 皇帝ニコライ2世の退位(1917年3月):二月革命により帝政が終焉し、ロマノフ王朝は滅亡しました。
  • ブレスト=リトフスク条約(1918年3月):ボリシェヴィキ政権は第一次世界大戦から離脱するため、ドイツなどの中央同盟国と講和条約を締結しました。
  • ボリシェヴィキ党の権力掌握(1917年11月):十月革命により、レーニン率いるボリシェヴィキが政権を樹立しました。

一方で、立憲君主制の確立は実現しませんでした。革命後のロシアでは君主制そのものが廃止され、国王や皇帝の権限を憲法で制限する立憲君主制ではなく、君主制を完全に否定する新体制が築かれました。その結果、ロシアは世界初の社会主義国家であるソビエト連邦(ソ連)へと向かうことになったのです。