第一次世界大戦の連合国(協商国)とは
第一次世界大戦(1914年〜1918年)は、ドイツやオーストリア=ハンガリーなどを中心とする中央同盟国と、それに対抗する連合国(協商国)との間で戦われた世界的な紛争です。連合国側には、開戦当初から参戦した国々に加え、戦局の進展に応じて段階的に加わった国も多くありました。
連合国の主な参加国一覧
- ベルギー
- フランス
- イギリス(グレートブリテン)
- イタリア(1915年5月から)
- 日本
- モンテネグロ(1914年8月から)
- ポルトガル(1916年3月から)
- ルーマニア(1916年8月から)
- ロシア帝国(1918年3月まで)
- セルビア
- アメリカ合衆国(1917年4月から)
各国の参戦の経緯
開戦当初からの参战国
1914年7月、オーストリア=ハンガリー帝国がセルビアに宣戦布告したことが開戦の引き金となりました。セルビアを支援したロシア帝国、そしてロシアと同盟関係にあったフランスが相次いで参戦します。さらに、ベルギーの中立がドイツ軍によって侵犯されたことを受け、イギリスも対独宣戦を行いました。ベルギーとモンテネグロもこの時期に戦いに加わっています。
日本の参戦
日本は日英同盟に基づき、1914年8月23日にドイツへ宣戦布告しました。中国・山東半島のドイツ租借地である青島の攻略や、太平洋上のドイツ領諸島の占領などを行い、連合国の勝利に貢献しました。
途中から加わった国々
イタリアは当初、ドイツ・オーストリア=ハンガリーとの三国同盟に属していましたが、領土問題などを背景に1915年5月に連合国側で参戦しました。その後、ポルトガルが1916年3月に、ルーマニアが同年8月にそれぞれ連合国陣営へ加わっています。
アメリカの参戦とロシアの離脱
アメリカ合衆国は、ドイツによる無制限潜水艦作戦や「ツィンメルマン電報」事件などを背景に、1917年4月に連合国側として参戦しました。一方、ロシア帝国は1917年に起きた革命の混乱の中で、1918年3月にブレスト=リトフスク条約を締結し、戦争から離脱することとなります。
まとめ
第一次世界大戦の連合国は、ヨーロッパ諸国を中心としながらも、日本やアメリカといった域外の大国を含む広範な陣営でした。各国の参戦時期は異なるものの、最終的には中央同盟国に対して圧倒的な物量と兵力で立ち向かい、1918年の休戦へとつながっていきます。