ヨーロッパの歴史

ヴェネツィアがイタリアに編入されたのはいつ?歴史的背景をわかりやすく解説

ヴェネツィアがイタリアの一部となったのは、1866年のことです。同年の第三次イタリア独立戦争の後、ヴェネツィアはイタリア王国に併合されました。

イタリア統一までのヴェネツィアの歩み

ヴェネツィアはかつて「ラグーナの女王」と呼ばれた強大な海洋国家・ヴェネツィア共和国として、約1000年以上にわたり独立を保ってきました。しかし1797年、ナポレオン・ボナパルトの侵攻によって共和国は崩壊します。その後ウィーン会議(1814〜1815年)の結果、ヴェネツィアはオーストリア帝国の支配下にあるロンバルド=ヴェネト王国の一部となりました。

1866年、イタリア王国への編入

19世紀半ば、イタリア半島では国家統一運動(リソルジメント)が本格化していました。1866年、イタリア王国はプロイセンと同盟を結び、オーストリアに対して第三次イタリア独立戦争を起こします。プロイセンが主導した普墺戦争でオーストリアが敗北すると、講和条約によりヴェネツィアはまずフランスに引き渡され、その後イタリア王国へ譲渡されることになりました。

1866年10月には住民投票が実施され、圧倒的多数がイタリアへの帰属を支持。こうしてヴェネツィアは正式にイタリア王国の一部となり、現在に至るまでイタリアの都市として栄え続けています。