パリ条約は2回調印されている
アメリカ独立戦争の終結をもたらしたパリ条約は、実は一度きりではなく、2回にわたって調印されています。1回目は1783年9月3日、そして2回目は1784年1月21日です。
同じ条約になぜ2つの調印日があるのか、それぞれの意味を見ていきましょう。
1回目の調印:1783年9月3日
最初に交わされたのは、アメリカ合衆国とグレートブリテン(イギリス)の間で和平の条件を定める予備的な取り決めでした。この段階で、イギリスによるアメリカ独立の承認や領土区分など、講和の基本的な枠組みが固められました。
2回目の調印:1784年1月21日
続いて行われたのが、条約の正式な批准を伴う調印です。1784年1月21日に改めて署名が行われたことで、パリ条約は正式な国際条約として完全な効力を持つことになりました。
まとめ
「パリ条約の日付」とひと口に言っても、答えは一つではありません。
・和平の条件を定めた予備協定:1783年9月3日
・正式な批准調印:1784年1月21日
このように、パリ条約は予備協定と正式批准という2段階の手続きを経て成立したため、2つの重要な日付が存在するのです。