ポーランド崩壊後のヨーロッパでは、ナチス・ドイツの勢力拡大が加速しました。本記事では、1940年から1945年にかけてのヨーロッパ戦線における主要な出来事を時系列で振り返ります。
1. デンマークとノルウェーへの侵攻
1940年4月9日、ドイツはデンマークとノルウェーに侵攻しました。両国は中立国であり、戦争に巻き込まれていなかったため、この奇襲は大きな衝撃を与えました。ドイツは短期間で両国を占領し、その後終戦まで支配下に置き続けました。
2. フランスの戦い
1940年5月10日、ドイツはフランスに侵攻しました。フランス軍はあっという間に敗北し、首都パリは6月14日に陥落。フランス政府は6月22日に降伏しました。
3. バトル・オブ・ブリテン(英国航空戦)
フランス陥落後、ドイツはイギリスへ矛先を向けました。バトル・オブ・ブリテンは1940年7月10日に始まり、10月31日まで続きました。これは史上初めて、完全に空中で行われた大規模な戦闘でした。ドイツ空軍はイギリス空軍(RAF)を打ち破ることができず、戦いはイギリスの勝利に終わりました。
4. ソ連への侵攻
1941年6月22日、ドイツはソビエト連邦に侵攻しました。これは歴史上最大規模の地上侵攻であり、数百万人の兵士が動員されました。ドイツ軍は当初急速に進撃しましたが、最終的にはソ連赤軍によって食い止められました。1942年7月から1943年2月まで続いたスターリングラードの戦いは、戦争全体の重大な転換点となりました。ソ連がこの戦いに勝利したことで、ドイツの敗北への道が開かれたのです。
5. ノルマンディー上陸作戦(Dデイ)
1944年6月6日、連合軍はフランスのノルマンディーに上陸しました。15万人を超える兵士が参加した、史上最大の海上からの侵攻作戦です。連合軍はフランス国内に足場を素早く確保し、ドイツ軍を押し戻していきました。
6. バルジの戦い
バルジの戦いは、ドイツによる最後の大規模攻勢でした。1944年12月16日に始まり、1945年1月25日まで続きました。ドイツ軍は当初成功を収めましたが、最終的に連合軍によって阻止され、この戦いはドイツの敗北に終わりました。
7. ドイツの降伏
1945年5月8日、ドイツは連合軍に降伏しました。これにより、ヨーロッパにおける第二次世界大戦はついに終結を迎えたのです。