アレクサンダー大王は、ギリシャ北部に位置するマケドニア地方の出身です。マケドニアは古代ギリシャ世界の北端に広がる地域で、山々に囲まれた豊かな土地として知られていました。
生誕の地――古代都市ペラ
アレクサンダーは紀元前356年、当時マケドニア王国の首都であった古代都市ペラ(Pella)で生まれました。ペラはエーゲ海に近い交易の要衝として栄え、王宮や劇場を備えたマケドニアの政治・文化の中心地でした。
父と母――王家の血を受け継いだ王子
アレクサンダーの父であるピリッポス2世(フィリップ2世)は、マケドニアを強大な軍事国家へと発展させた名君です。彼が築き上げた強力な軍隊と統治体制こそが、後にアレクサンダーが東方遠征を成功させる基盤となりました。
一方、母のオリュンピアスは、ギリシャ北西部の別の地域であるエピロス(Epirus)出身の王女でした。エピロスもまたギリシャ北西部に位置する重要な地域であり、この二つの王家の結びつきによって生まれたのがアレクサンダーだったのです。
まとめ
つまり、アレクサンダー大王はギリシャ北部のマケドニア地方に属し、その首都ペラで誕生しました。父はマケドニア王ピリッポス2世、母はエピロスの王女オリュンピアスという、ギリシャ北部の二つの王家をつなぐ存在として生まれたのです。