古代の歴史

パリの象徴・エッフェル塔の歴史と豆知識を徹底解説

エッフェル塔とは

エッフェル塔は、フランス・パリのシャン・ド・マルス公園(Champ de Mars)にそびえ立つ巨大な鉄塔です。

パリ、そしてフランスとヨーロッパを代表する象徴的な建造物として、毎年数百万人もの観光客が訪れる世界的な人気スポットです。

エッフェル塔の歴史

エッフェル塔は、1889年にパリで開催された万国博覧会(Exposition Universelle)のために建設されました。この博覧会は、フランス革命(1789年)から100周年となる節目の年に開催された記念行事でした。

フランス政府が主催したコンペティションには、数多くの技術者や建築家が設計案を提出しました。

最終的に採用されたのは、フランス人技師ギュスターヴ・エッフェル(1832年〜1927年)による設計で、建設には約2年の歳月を要しました。

アール・ヌーヴォー様式の影響を受けた鉄骨構造の塔は、1889年3月31日に完成・開業しました。万国博覧会には約200万人が来場し、大変な賑わいを見せました。

興味深いことに、エッフェル塔は当初、博覧会終了後に解体される予定でした。しかし、その価値が再評価されたことで解体を免れ、今日までパリの空に佇み続けています。

実は、塔の第1階層に上がるだけでも、パリ市街の広範囲を一望することができます。塔内にはショップ、レストラン、カフェ、休憩スペースなども充実しており、快適に観光を楽しめます。

エッフェル塔の豆知識

  • エッフェル塔の高さは324メートルで、3つの階層(展望台)があります。
  • パリで最も高い建造物であり、フランス国内では高さ343メートルのミヨー橋に次いで2番目です。
  • 1930年まで、世界で最も高い建造物でした。
  • 世界で最も訪問者数の多い有料の記念建造物です。
  • 夏場は鉄の熱膨張により、約15センチメートルも高くなります。
  • 構造には15,000個以上の鉄部品と250万本のネジが使用され、総重量は10,000トンを超えます。
  • 開業当時、訪問者は1,700段の階段を登って最上階へ向かいました。現在はエレベーターが完備されています。
  • 設計者のギュスターヴ・エッフェルは、ニューヨークの自由の女神像やポルト(ポルトガル)のマリア・ピア橋の設計にも携わりました。
  • 世界各地にレプリカが存在します。ラスベガス(アメリカ)、スクレ(ボリビア)、東京(日本)、杭州(中国)、ウラル地方(ロシア)、コルカタ(インド)、ナクーラ(レバノン)などです。

エッフェル塔は単なる観光名所にとどまらず、フランスの歴史と文化を体現する貴重な遺産です。パリを訪れた際には、ぜひその雄姿を目の当たりにしてみてください。