22歳で出産したスコットランド女王メアリー
スコットランド女王メアリー(メアリー・ステュアート)が、生涯で唯一の子となる息子を出産したのは、1566年6月19日のことでした。当時、メアリーは22歳でした。
生まれた子は後のジェームズ6世
メアリーが産んだ男児は、のちにスコットランド王ジェームズ6世として即位し、さらに1603年にはイングランド王ジェームズ1世としても即位した人物です。彼はエディンバラ城で誕生し、父親はメアリーの2番目の夫であるヘンリー・ステュアート(ダーンリー卿)でした。
母子のその後の運命
しかし、母と子の絆は長く続きませんでした。メアリーは夫ダーンリー卿の殺害事件への関与を疑われ、1567年7月に退位を余儀なくされます。このため、ジェームズは生後1年足らずでスコットランド王に即位することになりました。
メアリーはイングランドへ亡命したものの、エリザベス1世のもとで約19年間幽閉された末、1587年に処刑という悲劇的な最期を遂げました。
一方、息子のジェームズ6世は、1603年にエリザベス1世が死去するとイングランド王位を継承し、両国を同君連合で統治する体制を築きました。これが、のちのグレートブリテン王国(イギリス)成立の基礎となったのです。