「古代ローマ」という言葉は、一般的にローマの建国(伝統的には紀元前753年とされる)から、西ローマ帝国の滅亡(西暦476年)までの時代を指します。この定義に従うと、古代ローマの歴史はおよそ1229年間に及ぶことになります。
古代ローマの始まりと終わり
伝説によれば、ローマは紀元前753年、ロームルスによってテヴェレ川のほとりに建設されたとされています。この都市国家はやがて王政から共和政へ、そして帝政へと移行しながら地中海世界を支配する大帝国へと発展しました。
しかし、帝国は分裂し、西側の西ローマ帝国は西暦476年、ゲルマン人傭兵隊長オドアケルによる皇帝ロムルス・アウグストゥルスの退位をもって滅亡しました。ここまでが、一般に「古代ローマ」と呼ばれる時代です。
東ローマ帝国を含めるとさらに長い
一方で、東側の東ローマ帝国(ビザンツ帝国)はコンスタンティノープルを首都として存続を続け、ついに西暦1453年、オスマン帝国によって陥落するまで約1000年間も命脈を保ちました。この視点で見れば、ローマという文明全体の歴史は実に2200年以上にわたることになります。
まとめ
一般的な定義では、古代ローマは紀元前753年の建国から西暦476年の西ローマ帝国滅亡までの約1229年間続きました。千年を超えるこの長い歴史の中で、ローマは法律、建築、言語など、後世の西洋文明に多大な影響を与え続けたのです。