1858年のインディアンヘッドペニーは存在しない
結論から言うと、1858年製のインディアンヘッドペニーは存在しません。インディアンヘッドペニー(インディアンセント)がアメリカ合衆国で鋳造されたのは、1859年から1909年までの約50年間です。そのため、1858年にインディアンヘッドペニーが発行されることはありませんでした。
1858年の1セント硬貨は「フライングイーグルセント」
1858年に実際に鋳造されていた1セント硬貨は、インディアンヘッドペニーの前身にあたるフライングイーグルセント(Flying Eagle cent)です。この硬貨は1856年から1858年までの短期間のみ製造され、表面には飛翔するワシの意匠が描かれています。翌1859年から、デザイナーのジェームズ・B・ロングレイクによるインディアンの肖像が採用されたインディアンヘッドペニーへと引き継がれました。
「1858年のインディアンヘッドペニー」を見かけたら注意
もし「1858年」という年号入りでインディアンの肖像が描かれたペニーを目にした場合は、以下の可能性が考えられます。
- 実際にはフライングイーグルセントである
- 後世に作られたレプリカやファンタジー品である
- 本物の硬貨に年号が改ざんされている
コレクションや取引の対象となる場合は、価値を正しく判断するためにも、専門機関による鑑定を受けることを強くおすすめします。