古代の歴史

女性の横顔を囲む13個の星――1906年バーバー・ダイム銀貨の価値はいくら?

このコインは何?――1906年バーバー・ダイム

女性の頭部(自由の女神の横顔)の周囲に13個の星があしらわれた1906年発行の銀貨は、アメリカの10セント硬貨「バーバー・ダイム(Barber Dime)」です。1892年から1916年まで鋳造されたシリーズで、当時の合衆国造幣局主任彫刻官だったチャールズ・E・バーバー(Charles E. Barber)によってデザインされました。

女神の横顔を取り巻く13個の星は、建国当初の13植民地を象徴する意匠です。表面には「LIBERTY」の文字と発行年が、裏面には額面を示す「ONE DIME」と農産物の花輪が描かれています。

保存状態別の価値目安

コインの査定額は、摩耗の少なさを示す保存状態(グレード)によって大きく変わります。1906年バーバー・ダイムの状態別のおおよその価値は以下のとおりです。

  • Good(グッド):約325ドル
  • Fine(ファイン):約375ドル
  • Very Fine(ヴェリー・ファイン):約450ドル
  • Extremely Fine(エクストリームリー・ファイン):約1,100ドル

グレードが一つ上がるごとに価値が跳ね上がるのが分かります。特に「Extremely Fine」クラスでは、細部の髪の毛や星の輪郭がほぼ完全に残っていることが条件となります。

グレードの簡単な見分け方

  • Good: 全体的に摩耗が進んでいますが、年代とデザインの主要な輪郭は判読できます。
  • Fine: 女神の顔立ちや星の一部に明瞭さが残ります。
  • Very Fine: 細部の大半がはっきりしており、軽度の摩耗にとどまります。
  • Extremely Fine: 未使用に近いシャープな状態で、微細なディテールまで保持されています。

高く売るためのポイント

コインを手入れせず現状のまま保管することが重要です。磨いたり洗浄したりすると表面が傷つき、かえって価値が下がってしまいます。査定を依頼する際は、信頼できるコインディーラーや専門鑑定機関(PCGS、NGCなど)のサービスを利用すると、正確なグレード評価と適正価格を得られます。お手持ちのコインが思わぬ高値になる可能性もありますので、まずは状態を確認してみてください。