古代の歴史

サムおじさんと南北戦争の関係は?その意外な起源を解説

「サムおじさん(Uncle Sam)」はアメリカ合衆国を象徴する国民的キャラクターですが、実は南北戦争(1861年〜1865年)とは直接の関係がありません。よく誤解されがちですが、その起源はもっと古い時代にさかのぼります。

サムおじさんの起源は米英戦争

サムおじさんの名前の由来は、1812年に始まった米英戦争(War of 1812)の時期、つまり1812年から1813年初め頃にかけて、ニューヨーク州トロイで生まれたものとされています。

肉屋サミュエル・ウィルソンとの関係

この名前の由来となったのは、ニューヨーク州トロイで肉包装業を営んでいたサミュエル・ウィルソン(Samuel Wilson)という人物です。彼は陸軍に食料用の牛肉を納入していましたが、その樽には検査印として「U.S.(United States)」の文字が刻まれていました。

当時、ウィルソンは「サムおじさん(Uncle Sam)」という愛称で親しまれていたため、兵士たちの間で「このU.S.の刻印はサムおじさんのものだ」という冗談が広まりました。これがやがて合衆国そのものを指す呼び名として定着していきました。

まとめ

  • サムおじさんは南北戦争ではなく、米英戦争(1812年)が起源
  • 発祥の地はニューヨーク州トロイ
  • 由来は肉業者サミュエル・ウィルソンの愛称

なお、1961年には米国議会がサミュエル・ウィルソンをサムおじさんの名称の由来であると正式に認定しています。星条旗の帽子と髭がトレードマークのこのキャラクターは、現在でもアメリカ政府や徴兵ポスターなどで広く親似れています。