古代の歴史

カポックという言葉の由来はどこにあるのか?

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「カポック(Kapok)」という言葉は、マレー語に由来する言葉であり、その源流はインドネシア語にあると考えられています。

古ジャワ語「カプク」が語源

この言葉のルーツをたどると、古ジャワ語の「kapuk(カプク)」に行き着きます。「kapuk」は「綿」を意味する言葉でした。カポックはパンヤノキの果実から採れる天然繊維で、そのふんわりとした柔らかさが綿に似ていることから、この名前で呼ばれるようになったのです。

16世紀にはすでにヨーロッパへ

興味深いことに、「kapok」という言葉は16世紀の時点で、すでにスペイン語やポルトガル語でも使われていました。大航海時代に東南アジアと盛んに交易を行っていたポルトガル人やスペイン人が、この言葉とともにカポックという素材自体をヨーロッパへ持ち帰ったものと考えられています。

こうして東南アジア生まれの言葉は、海を越えて世界中に広まり、今日ではライフジャケットや寝具の中材など、さまざまな用途で知られる繊維の名称として定着しました。