古代の歴史

ウェストミンスター寺院は何で有名?世界遺産の大聖堂が愛される理由を徹底解説

ウェストミンスター寺院が世界的に有名な理由

ロンドンの中心部、ウェストミンスター宮殿の近くに佇む「ウェストミンスター寺院(ウェストミンスター・アビー)」は、イギリスを代表する歴史的建造物の一つです。1987年にはユネスコの世界遺産にも登録されており、毎年世界中から多くの観光客が訪れます。ここでは、この大聖堂が有名である理由を詳しくご紹介します。

1. 英国君主の戴冠式と埋葬の伝統的な舞台

ウェストミンスター寺院最大の特徴は、1066年のウィリアム征服王以来、歴代の英国君主の戴冠式が執り行われてきた「王家の教会」であることです。エリザベス2世女王の戴冠式もここで行われました。また、多くの国王や王妃がこの地に埋葬されており、王室と深く結びついた特別な存在となっています。

2. 13世紀にさかのぼる豊かな歴史

寺院の歴史は古く、現在の姿の基礎となる再建は13世紀にヘンリー3世によって始められました。以来700年以上にわたり、イギリスの歴史の表舞台で数々の重要な出来事を見守ってきた、まさに「生きた歴史書」と呼ぶべき建造物です。

3. 圧巻のゴシック建築

象徴的な西の双塔や、身廊(本堂)天井を覆う精緻な扇形ヴォールト(扇形リブ天井)など、英国ゴシック建築の粋を集めた美しい構造も大きな見どころです。内部に差し込むステンドグラスの光と相まって、訪れる人を圧倒する荘厳な空間が広がります。

4. 著名人たちが眠る場所

ウェストミンスター寺院には、国王や王妃だけでなく、政治家、詩人、科学者など、イギリス史上の著名人が数多く眠っています。特に「詩人の角(Poets' Corner)」にはシェイクスピアやチョーサーら文学者ゆかりの記念碑が立ち並び、ニュートンやダーウィンといった偉大な科学者の墓もあります。

5. 王室の結婚式など格式高い行事の会場

ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式をはじめ、王室の婚礼や国葬、記念式典など、国家規模の重要な儀式がたびたび開催されることでも知られています。テレビ中継を通じてその姿を目にした方も多いのではないでしょうか。

まとめ

ウェストミンスター寺院は、戴冠式という千年以上続く伝統、壮大なゴシック建築、そして歴史を彩った著名人たちの墓所という、他に類を見ない魅力を持つ大聖堂です。ロンドン観光の際には、ぜひ足を運んでその荘厳な雰囲気を体感してみてください。