ローマ史上最も有名な人物の一人であるユリウス・カエサルには、実は2つの身体的な悩みがあったとされています。輝かしい功績の裏で、彼はどのような弱点と向き合っていたのでしょうか。
1つ目の欠陥:てんかん
カエサルはてんかんを患っていたことでよく知られています。当時は「落下病」と呼ばれる病気で、歴史家スエトニウスやプルタルコスの記録にも、公の場で発作を起こした様子が残されています。ただし、現代の研究者の中には、その症状はてんかんではなく低血糖症やその他の疾患だった可能性を指摘する声もあります。
2つ目の欠陥:薄毛
もう一つの悩みが、進行していた脱毛でした。カエサルは薄毛を非常に気にしており、髪を前に向けて梳き、禿げを目立ちにくくするよう工夫していたと伝えられています。さらに、元老院から月桂樹の冠をいつでも着用できる特権を与えられたことも、結果的にこのコンプレックスを隠す助けになったと言われています。
弱点を抱えながらも偉業を成し遂げた男
こうした身体的な弱点を抱えながらも、カエサルは卓越した軍事的・政治的才能によってガリア征服を成功させ、ローム共和国の終焉と帝政への道を切り開きました。人間味あふれる弱点を持つ姿は、むしろ彼の人物像をより身近で魅力的なものにしています。