古代の歴史

ジャンヌ・ダルクはエッフェル塔を建てたのか?歴史的事実をわかりやすく解説

結論:ジャンヌ・ダルクはエッフェル塔を建てていません

「ジャンヌ・ダルクがエッフェル塔を建てた」というのは事実ではありません。この二人は、生きた時代も果たした役割もまったく異なる存在です。ここでは、それぞれの歴史的な事実を整理してご紹介します。

エッフェル塔の建設者はギュスターヴ・エッフェル

エッフェル塔を建設したのは、フランスの技師ギュスターヴ・エッフェルとその技術者チームです。建設は1887年から1889年にかけて行われ、1889年のパリ万国博覧会の記念建造物として誕生しました。

当時としては世界一の高さを誇る鉄骨建造物であり、当初は仮設の塔として扱われることもありましたが、現在ではパリを代表するシンボルとして世界中の人々に親しまれています。

ジャンヌ・ダルクとはどんな人物だったのか

一方のジャンヌ・ダルクは、15世紀に活躍したフランスの農民出身の少女です。百年戦争の最中、「神からの啓示を受けた」としてフランス軍を率い、数々の重要な勝利をもたらしました。

特にオルレアン包囲戦での活躍は有名で、彼女の登場は戦局を大きく転換させたといわれています。その後、捕縛され異端審問によって火刑に処されましたが、後世に名誉は回復され、カトリック教会では聖人として列聖されています。今なおフランスの国民的英雄として敬愛されている人物です。

二人の時代差は約450年以上

ジャンヌ・ダルクの生涯は1412年頃〜1431年、一方エッフェル塔の完成は1889年です。両者の間には450年以上もの時差があり、接点は一切ありません。

まとめ

エッフェル塔を建てたのは19世紀末の技師ギュスターヴ・エッフェルであり、ジャンヌ・ダルクは中世フランスの百年戦争で活躍した英雄です。「ジャンヌ・ダルク=エッフェル塔の建設者」というのは誤りである、というのが正しい歴史認識です。