サン・カルロス・ボロメオ・デ・カルメロ伝道所の食生活
サン・カルロス・ボロメオ・デ・カルメロ伝道所(通称:カルメル伝道所)は、1770年にフニペロ・セラ神父がカリフォルニア州カーメルに設立した歴史ある伝道所です。当時の伝道所では自給自足の暮らしが営まれ、広大な農地・果樹園・牧場を通じて、実に多彩な食材が毎日の食卓に供されていました。ここでは、この伝道所で食べられていたとされる食材をカテゴリー別にご紹介します。
野菜
伝道所の畑では、季節に合わせて30種類近い野菜が栽培されていました。主なものは以下の通りです。
- ビーツ(テーブルビート)
- ブロッコリー
- キャベツ
- ニンジン
- カリフラワー
- セロリ
- チャイブ(細ネギ)
- トウモロコシ
- キュウリ
- ナス
- ニンニク
- インゲン豆
- ケール
- リーキ(西洋ネギ)
- レタス
- カラシナ
- オクラ
- タマネギ
- パセリ
- エンドウ豆
- ピーマン
- ジャガイモ
- カボチャ
- ラディッシュ(二十日大根)
- ルバーブ
- ホウレンソウ
- スクワッシュ(西洋カボチャ)
- トマト
- カブ
- クレソン
果物
果樹園では新鮮な果物が収穫され、そのまま食べられるだけでなく、干し果物などに加工して保存食としても活用されました。
- リンゴ
- アプリコット(アンズ)
- バナナ
- ブラックベリー
- ブルーベリー
- サクランボ
- カシス(黒スグリ)
- エルダーベリー(ニワトコの実)
- イチジク
- グーズベリー
- ブドウ
- レモン
- ライム
- オレンジ
- モモ
- ナシ
- プラム
- プルーン(干しスモモ)
- ラズベリー
- イチゴ
穀物
穀物は伝道所の食事の土台となる大切な栄養源でした。パンやおかゆなど、さまざまな料理に加工されていました。
- 大麦
- コーンミール(トウモロコシ粉)
- オート麦
- 米
- 小麦
肉と魚
伝道所では牛や羊などの家畜が飼育され、また太平洋や川からは新鮮な魚が獲られていました。
- 牛肉
- 鶏肉
- タラ
- カレイ(ハリバット)
- ニシン
- ラム肉
- マトン(成羊の肉)
- 豚肉
- ウサギ肉
- サーモン
- マス
- シカ肉(ベニソン)
乳製品
搾った乳はそのまま飲まれるほか、加工されて多彩な乳製品になりました。
- バター
- チーズ
- 卵
- 牛乳
- ヨーグルト
まとめ
サン・カルロス・ボロメオ・デ・カルメロ伝道所では、農耕・果樹栽培・畜産・漁業を組み合わせることで、驚くほどバランスの取れた食生活が実現されていました。これらの豊かな食料は伝道所で暮らす人々の生活を支えただけでなく、余剰分は他の伝道所との交易にも役立てられたといわれています。