1521年、ポルトガル出身の探検家フェルディナンド・マゼランがフィリピン諸島に到達した際、フィリピン史上初となるカトリックのミサを執り行いました。しかし、この歴史的なミサが正確にどの場所で行われたのかについては、今日まで明確な結論が出ていません。
最も有力視される2つの候補地
一般的な答えとして挙げられるのは、次の2つの場所です。
1. マクタン島(ラプ・ラプ市)
マゼランが後に命を落としたことでも知られるこの島は、ミサ開催地の一つの候補とされています。
2. スグボ(現在のセブ市)
当時の現地語で「スグボ」と呼ばれたこの地域、すなわち今日のセブ市も、ミサが行われた可能性のある場所として有力視されています。
今も残る論争
歴史学者や研究者の間では、ミサの正確な開催地をめぐって意見が分かれており、古文書や当時の記録の解釈によって様々な説が提唱されてきました。確定的な証拠が不足しているため、この論争は現在も続いています。
いずれにせよ、このミサはフィリピンにおけるキリスト教伝道の出発点となった極めて重要な出来事であり、セブはフィリピン Catholic 史における象徴的な土地として今も多くの人々に親しまれています。