考古学的発見

メロエはどこにある?古代クシュ王国の都の所在地を解説

メロエの所在地

メロエ(Meroë)は、現在のスーダンに位置していた古代都市です。正確には、ナイル川の東岸に面し、首都ハルツームから北東へ約200キロメートルの地点、ナイル川が流れる第6急流(第6カタラクト)のすぐ北側にあります。

この一帯はかつて「ヌビア」と呼ばれた地域に含まれ、砂漠とナイル川が織りなす独特の景観で知られています。

古代クシュ王国の中心として繁栄

メロエは、紀元前8世紀頃から紀元後4世紀頃まで栄えた古代クシュ王国(メロエ王国)の首都でした。鉄の生産や交易の拠点として発展し、独自の文字であるメロエ文字を用いた文化を育みました。

メロエ・ピラミッドと世界遺産

メロエ周辺には、歴代の王や女王が葬られた大小200基以上のピラミッドが今も残っており、「メロエ・ピラミッド群」として世界的に有名です。これらの遺跡は2003年、ユネスコの世界文化遺産「メロエ島」に登録されました。

エジプトのギザのピラミッドとは異なり、角度が急で小型のピラミッドが特徴的で、多くの観光客や考古学者が訪れるスーダン屈指の歴史スポットとなっています。