1920年に鋳造されたインディアンヘッドニッケル(通称:バッファローニッケル)は、アメリカのコレクター市場で今なお人気の高い5セント硬貨です。本記事では、この年の硬貨のおおよその価値と、価格を左右する要素をわかりやすく解説します。
1920年インディアンヘッドニッケルの基本相場
一般的に流通していた程度の状態(Goodグレード)の1920年インディアンヘッドニッケルは、平均して7ドル前後から取引されています。この年は発行枚数が比較的多いため、摩耗のある個体は手頃な価格で入手しやすいのが特徴です。
4,000ドルを超えることもある希少な個体
一方で、裏面のバッファロー(野牛)デザインが美しく残っている高グレードの個体や、特定の造幣局で鋳造された希少な硬貨は、4,125ドル以上という高値がつくことがあります。特に未使用に近いシャープな状態のものは、オークションで驚くような価格になるケースもあります。
価値を左右する主なポイント
1. 硬貨の保存状態(グレード)
表面のインディアンの輪郭や、裏面の野牛の毛並み・角のディテールがどれだけ明瞭に残っているかが評価の大きな分かれ目となります。摩耗が少ないほど価値は高くなります。
2. ミントマーク(造幣局マーク)
1920年にはフィラデルフィア(マークなし)、デンバー(D)、サンフランシスコ(S)の3つの造幣局で鋳造されました。中でもDミントとSミントの個体は発行数が少なく、高値になりやすい傾向があります。
3. 第三者機関による鑑定
PCGSやNGCといった鑑定機関のスラブ(鑑定済みケース)に入った硬貨は、真贋とグレードが保証されるため、信頼性が高まり売却時にも有利になります。
まとめ
1920年インディアンヘッドニッケルは、状態次第で7ドル程度から4,125ドル超まで大きく価値が変動します。お手持ちの硬貨がある場合は、まず保存状態とミントマークを確認し、必要であれば専門業者に鑑定を依頼することをおすすめします。