アメリカ史における最も有名な探検の一つとして知られる「Corps of Discovery(ディスカバリー隊、直訳すると『発見遠征隊』)」。この探検隊の正式名称について誤った表記がされることも多いため、まずは正しい名称を確認しておきましょう。
ディスカバリー隊のリーダーは2人
ディスカバリー隊(Corps of Discovery)を率いたのは、メリウェザー・ルイス(Meriwether Lewis)とウィリアム・クラーク(William Clark)という2人の隊長です。このため、彼らの探検は一般に「ルイス・クラーク探検」と呼ばれています。
メリウェザー・ルイス
ルイスはトーマス・ジェファーソン大統領の私設秘書を務めていた人物で、探検隊の総指揮官に任命されました。博物学や天体観測など、探検に必要な知識をジェファーソンから直接学んだ経験を持っています。
ウィリアム・クラーク
クラークは元陸軍士官で、地図作成の才能に優れた人物でした。ルイスと共同隊長として探検隊を率い、ルートの測量や記録作成において重要な役割を果たしました。
探検の目的と成果
1804年から1806年にかけて、ディスカバリー隊はジェファーソン大統領の命を受け、ルイジアナ買収で新たに獲得した広大な西部地域とオレゴン地方を横断し、太平洋岸を目指す壮大な旅に出ました。主な目的は以下の通りです。
- ミズーリ川から太平洋へ至る水路の探索
- 新しく獲得した領土の地理的・科学的調査
- 先住民族との関係構築と交易路の確立
探検の途中には、シャイアン族の女性サカガウィア(Sacagawea)が通訳兼ガイドとして加わり、隊の成功に大きく貢献したことでも知られています。
まとめ
「Corps of Discovery(ディスカバリー隊)」のリーダーは、メリウェザー・ルイスとウィリアム・クラークの2人です。彼らの探検は、当時未知の土地だったアメリカ西部の地図を作り上げ、その後の西進拡大の基礎を築いた歴史的な偉業として、今も高く評価されています。