ペニーの製造地を調べる2つの基本方法
手元にある1セント硬貨(ペニー)がどの造幣局で鋳造されたのか知りたいときは、主に次の2つの方法があります。どちらも特別な道具が不要で、誰でも簡単に試せます。
1. ミントマーク(造幣局刻印)を確認する
ミントマークとは、硬貨に刻まれた小さなアルファベットや記号のことで、その硬貨を製造した造幣局を示しています。現行のリンカーン1セント硬貨では、年号(日付)のすぐ下に刻印されています。
主なミントマークと対応する造幣局は以下の通りです。
- P:フィラデルフィア造幣局
- D:デンバー造幣局
- S:サンフランシスコ造幣局
- W:ウェストポイント造幣局
- O:ニューオーリンズ造幣局(1909年閉鎖)
- CC:カーソンシティ造幣局(1893年閉鎖)
なお、フィラデルフィア造幣局製の硬貨は長らくミントマークなしでしたが、近年発行されるものには「P」が刻印されるようになっています。刻印がない場合は古い年代のフィラデルフィア製である可能性が高いといえます。
2. 裏面のデザインからヒントを得る
ペニーの裏面には、特定の出来事や人物を記念したデザインが採用されていることがあります。こうした記念デザインには、その出来事に関わった場所や、人物の生誕地・ゆかりの地がモチーフとして取り入れられるのが一般的です。
例として、2009年に発行されたリンカーン1セント硬貨の裏面は、エイブラハム・リンカーン生誕200周年を記念したもので、彼が生まれたケンタッキー州の丸太小屋など、人生の節目となった場所が描かれています。裏面の図柄から人物とのつながりを読み取れば、その硬貨が持つ背景をより深く楽しむことができます。