考古学的発見

米国には何人の発明家がいる?特許統計から見る全体像

米国の発明家は何人いる?特許統計から見る全体像

米国における「発明家」の正確な人数を直接示す公式統計は存在しません。しかし、米国特許商標庁(USPTO)が付与する特許の数を確認することで、その全体像をおおよそ把握することができます。

2021年度の特許付与件数

USPTOは、2021年度に約32万8,000件の実用特許(utility patent)を付与しました。実用特許とは、新規かつ有用な発明——機械、プロセス、組成物など——に対して付与されるものであり、個人、企業、大学、研究機関など、さまざまな主体が取得しています。

発明者数は特許件数より多い?

1件の特許には必ずしも1人の発明者だけが記載されているわけではありません。企業や研究機関の開発現場では、複数の発明者が共同で1件の特許に関わるケースが多く見られます。そのため、実際に発明活動に従事している人の数は、特許の付与件数よりも多くなると考えられます。

実用特許以外の知的財産権

USPTOは実用特許のほかに、以下のような知的財産権も付与・登録しています。

  • 意匠特許(デザインパテント):製品の外観デザインを保護します。
  • 植物特許:新品種の植物を保護します。
  • 商標登録:ブランド名やロゴなどを保護します。

これらの制度を通じて、USPTOは米国のイノベーションと創造活動を幅広く支えています。