考古学的発見

パテック フィリップは最初の腕時計を発明したのか?その真相を解説

パテック フィリップは最初の腕時計を発明したのか?

高級時計の代名詞ともいえるスイスの老舗ブランド、パテック フィリップ。そのあまりの名声ゆえに、「世界初の腕時計を発明したのもパテック フィリップだ」と信じられていることがあります。しかし、実はこれは誤解です。

パテック フィリップは、最初の腕時計を発明したブランドではありません。世界初の腕時計は、同じスイスを拠点とする名門であり、パテック フィリップの最大のライバルであるオーデマ ピゲ(Audemars Piguet)が、1881年に考案したとされているのです。

腕時計誕生の背景

19世紀後半、人々の暮らしは急速に変化していました。スポーツや軍事、旅行など、身体を活発に動かす機会が増えるにつれて、ポケットから取り出して確認する懐中時計よりも、手首に巻いたまま時刻をすぐに読み取れる時計が求められるようになりました。

こうした時代の要請に応える形で、各ブランドはこぞって腕時計の開発に乗り出します。その先駆けとなったのがオーデマ ピゲであり、1881年の最初の腕時計の登場は、時計史上における大きな転換点となりました。

パテック フィリップとオーデマ ピゲのライバル関係

両社は現在もスイス高級時計界の頂点に立つ存在であり、コレクターや愛好家の間でしばしば比較される組み合わせです。伝統と格式を重んじるパテック フィリップに対し、オーデマ ピゲは「ロイヤル オーク」シリーズを筆頭に、独自のデザインで世界的な人気を確立してきました。

長年にわたり互いに切磋琢磨してきた両ブランド。「最初の腕時計を誰が作ったのか」という話題も、この名門同士の歴史を語るうえで欠かせないエピソードといえます。

まとめ

・パテック フィリップは最初の腕時計を発明していない
・最初の腕時計は、ライバルであるオーデマ ピゲが1881年に考案
・両社は今もスイス高級時計界を代表するライバル同士