考古学的発見

世界初のコンピューターバグを発見したのは誰?グレース・ホッパーと蛾の有名な逸話

コンピューターバグ発見の起源

コンピューターのバグを最初に発見した人物として知られるのは、著名な計算機科学者であり、アメリカ海軍の少将(Rear Admiral)でもあったグレース・ホッパー(Grace Hopper)です。この出来事は1945年9月、ハーバード大学でMark IIコンピューターに取り組んでいた際に起こりました。

蛾が原因だったバグの逸話

Mark IIのデバッグ作業中、ホッパーはリレーの接点の間に蛾が挟まり込んでいることが原因で発生する不具合に遭遇しました。彼女は慎重にその蛾を取り除き、作業日誌にテープで貼り付けたうえで、「バグが実際に見つかった最初の事例(First actual case of bug being found)」というメモを書き添えました。

「バグ」と「デバッグ」という用語の普及

この逸話をきっかけに、コンピューターシステムやプログラムにおけるあらゆる欠陥や誤りを指す言葉として、「コンピューターバグ」という用語が広く普及しました。今日では、ソフトウェアやハードウェアの誤りを特定して修正する一連のプロセスを「デバッグ(debugging)」と呼び、コンピューターサイエンスの分野でごく一般的な用語となっています。

まとめ

グレース・ホッパーは、コンピューターサイエンス分野への多大な貢献に加え、世界初のコンピューターバグを発見した重要な役割によって、コンピューティングの歴史における象徴的な存在となっています。彼女の残した記録は、現代のソフトウェア開発文化にも深い影響を与え続けています。