ハワイ・オアフ島のパールハーバー(真珠湾)に静かに佇むUSSアリゾナ記念館(USS Arizona Memorial)。この記念碑の銘板には、1941年12月7日の真珠湾攻撃で命を落とした多くの将兵たちへの深い哀悼の思いが刻まれています。本記事では、その銘板に記された文章を、日本語訳と英文原文の両方からご紹介します。
銘板に刻まれた言葉(日本語訳)
アリゾナ記念碑の銘板には、以下のような追悼文が記されています。
1941年12月7日の攻撃において命を落とされた、
アメリカ合衆国戦艦アリゾナの士官・兵員1,177名、
ならびにアメリカ海軍および陸軍航空隊の士官・兵員900名を追悼し、
ここに彼らの御霊を称える記念碑を建立する。
1962年 アメリカ合衆国
銘文の英文原文
現地の銘板には、次のような英語で刻まれています。
In remembrance of the 1,177 officers and men
of the United States Battleship Arizona,
and for the 900 officers and men
of the United States Navy and Army Air Forces
who lost their lives in the attack on December 7, 1941,
we commemorate this monument to their memory.
Erected 1962, United States of America
USSアリゾナと記念碑の歴史
戦艦アリゾナ(USS Arizona、BB-39)は、1941年12月7日、日本軍による真珠湾攻撃を受けて爆沈しました。この際、乗員のうち1,177名が犠牲となり、これは真珠湾攻撃におけるアメリカ側の死者全体のおよそ半数近くに及ぶものでした。
沈没した船体は現在も海底に残されており、1962年に完成した記念館は、その真上を跨ぐように白いコンクリート造りの構造物として建設されました。訪問者は船上から沈没船体や流出し続ける油の跡(「涙」と呼ばれます)を見ることができ、戦争の悲劇と平和の尊さを今に伝えています。
今日、アリゾナ記念館はパールハーバー歴史地区の中心的存在であり、世界中から多くの人々が犠牲者への鎮魂のため訪れる場所となっています。