歴史上の人物

バイエルンのジュディス(800年~843年)― 西方の皇后、禿頭王シャルルの母

バイエルンのジュディス(800年~843年)― 西方の皇后、禿頭王シャルルの母

バイエルンのジュディスは、西方の皇后であり、フランク王国の皇帝・敬虔王ルートヴィヒ1世(ルイ1世)の後妻となった人物です。

皇帝が選んだ美しい后

ジュディスは、皇帝ルートヴィヒ1世が帝国中で最も美しい相続人たちの中から自ら選び出した女性でした。夫より17歳ほど年下でしたが、野心家であった彼女は、結婚後まもなく宮廷において絶大な影響力を発揮するようになります。

妹エンマの縁談

827年には、妹のエンマを東フランク王ルートヴィヒ(ドイツ人ルートヴィヒ)に嫁がせ、両家の結びつきを一層強固なものにしました。

禿頭王シャルルの母

ジュディスは、後に西フランク王国の初代国王となる禿頭王シャルル(シャルル2世)の母です。実子シャルルの将来の地位を守ろうとする彼女の働きかけは、先妻の子らとの対立を深め、帝国を内乱へと導く一因ともなりました。ジュディス自身は843年、トゥールでその生涯を閉じています。