歴史上の人物

1970年代の住宅価格はいくらだった?米英のデータで振り返る

はじめに

1970年代は、世界的に住宅価格が大きく上昇した時代でした。高インフレや経済変動を背景に、アメリカでもイギリスでも、住宅価格はわずか10年間でおよそ3〜4倍に跳ね上がっています。ここでは、連邦準備制度(FRB)とイギリスのハリファックス(Halifax)住宅価格指数のデータをもとに、当時の住宅価格を振り返ってみましょう。

アメリカ合衆国の場合

  • 1970年:売却された住宅の中央値(メディアン)価格は23,400ドル
  • 1979年:中央値価格は63,900ドルまで上昇

(出典:連邦準備制度(Federal Reserve)のデータ)

この10年間でアメリカの住宅価格は約2.7倍になりました。現在の価格水準と比較すると非常に安く感じられますが、当時の所得水準を踏まえると、それでも大きな買い物であったことに変わりはありません。

イギリスの場合

  • 1970年:住宅の平均価格は約3,742ポンド
  • 1979年:平均価格は14,721ポンドに達する

(出典:ハリファックス(Halifax)英国住宅価格指数)

イギリスでは、この10年間に住宅価格が約3.9倍へと急騰しました。これは、1970年代にイギリスを襲った高インフレ(スタグフレーション)の影響を強く受けた結果とされています。

まとめ

1970年代は、米英ともに住宅価格が劇的に上昇した10年間でした。数字だけ見ると「信じられないほど安い」と感じるかもしれませんが、当時の賃金水準やインフレ率を考慮すると、住宅購入は決して容易なことではなかった時代です。それでも、現在との価格差は、半世紀にわたる不動産市場の大きな変化を如実に物語っています。