歴史上の人物

1845年25セント硬貨(クォーター)の価値はいくら?状態別の相場を徹底解説

「家に眠っている1845年のクォーター(25セント硬貨)、もしかして価値があるのでは?」——これは古銭コレクターの間でよく寄せられる質問のひとつです。一部の情報源では「1845年のクォーターは現存しない」と紹介されることもありますが、実際には米国造幣局が1845年にフィラデルフィア造幣局で約82万8千枚を鋳造しており、現在でもコレクション市場で取引される個体が確認されています。

1845年クォーターの基本情報

1845年に発行されたのは、彫刻家クリスチャン・ゴブレクトが手がけた「シーテッド・リバティ(座る自由の女神)」タイプのクォーターです。このデザインは1838年から1891年まで半世紀以上にわたって採用されました。表面には岩に腰掛ける自由の女神が、裏面にはオリーブの枝をくわえたハトと「QUARTER DOL.」の文字が描かれているのが特徴です。

素材は銀90%・銅10%で、直径約24.3mm。当時の流通硬貨として広く使われたため、保存状態の良い個体は今日では貴重とされています。

状態別の価値相場の目安

1845年クォーターの査定額は、主に保存状態(グレード)によって大きく変動します。一般的な市場相場の目安は以下の通りです。

  • グッド(G-4):約25〜40ドル
  • ファイン(F-12):約50〜80ドル
  • エクストラファイン(XF-40):約150〜250ドル
  • オーバンサーキュレーテッド(AU-50):約300〜450ドル
  • ミントステート(MS-60以上):1,000ドルを超えることも
  • MS-65クラス:数千ドルに達するケースあり

なお、銀地金としての価値や市場の需給によって価格は常に変動します。あくまで目安として参考にしてください。

価値を左右するチェックポイント

1. 保存状態(グレード)

摩耗の少なさ、細部の刻印の残り具合が最も重要です。未使用に近いほど評価は急上昇します。

2. 真贋の確認

希少性の高い古銭には模造品も存在します。PCGSやNGCなどの第三者鑑定機関によるスラブ(認定カプセル)入りであれば、信頼性と価値が大きく高まります。

3. エラーや変種の有無

打ち間違いやズレなどのミントエラーがある場合、通常品より高値がつくことがあります。

まとめ

1845年のクォーターは決して「存在しない硬貨」ではなく、シーテッド・リバティ期の貴重な銀貨として確かな需要があります。状態次第では数十ドルから数千ドル規模の価値が期待できるため、まずは専門業者や鑑定機関に相談してみるのがおすすめです。