はい、現在流通しているアメリカの1セント硬貨(ペニー)の裏面には、盾をモチーフとした「ユニオン・シールド(連邦の盾)」の図柄が描かれています。このデザインは2010年から採用されたもので、リンカーン大統領の国家への貢献を象徴しています。
ペニーの裏面デザインの変遷
アメリカの1セント硬貨の裏面デザインは、時代とともに何度も変更されてきました。主な変遷は以下の通りです。
- 1859年〜1909年:「インディアン・ヘッド・セント」と呼ばれる時代。表側にインディアンを模した頭部の図柄が描かれ、裏面には月桂樹の冠や麦の穂をあしらった意匠が施されていました。
- 1909年〜1958年:リンカーン生誕100周年を記念して、表側に初めてリンカーンの肖像が登場。裏面には2本の麦の穂が描かれた「ホイート・ペニー」が発行されました。
- 1959年〜2008年:裏面の図柄がリンカーン記念館に変更されました。
- 2009年:リンカーン生誕200周年記念として、彼の人生の節目を描いた4種類の特別デザインが発行されました。
- 2010年〜現在:裏面に「ユニオン・シールド」の図柄が採用されています。
手元のペニーをチェックしてみよう
お手持ちの1セント硬貨を裏返して、盾の図柄が確認できれば、それは2010年以降に鋳造された硬貨です。また、古い年代のホイート・ペニーなどは収集家の間で人気があり、状態や発行年によってはコレクターズアイテムとして高値で取引されることもあります。硬貨の裏面を見るだけで鋳造された年代をある程度特定できるので、ぜひチェックしてみてください。