歴史上の人物

裏面に「V」がある1991年の銀貨の価値は?実は存在しない理由を解説

結論:「V」付きの1991年シルバーダイムは存在しません

裏面に「V」の刻印がある1991年の銀貨(シルバーダイム)は、実は存在しません。1991年に鋳造されたすべてのアメリカの10セント硬貨(ダイム)は、銅とニッケルのクラッド材(白銅)で作られており、銀は一切含まれていません。また、この年のダイムの裏面にはミントマーク(鋳造所の刻印)もありません。

1991年のダイムの素材とは

アメリカのダイムは1965年以降、銀から銅ニッケル合金へと素材が変更されました。そのため、1991年発行のダイムに銀含有量はなく、額面通りの10セント程度の価値しかないのが一般的です。

裏面の「V」は何を意味するのか

アメリカのダイムの裏面に「V」という刻印が施されることはありません。「V」が大きく刻まれた硬貨として有名なのは、1883年〜1912年にかけて発行された「リバティ・ヘッド・ニッケル(Vニッケル)」です。この「V」はローマ数字の5を表していますが、この硬貨も銀製ではなく、銅75%・ニッケル25%の合金で作られています。

手元にそのような硬貨がある場合の対処法

もし「V」の刻印がある硬貨を所有している場合は、以下の可能性が考えられます。

  • 古い外国貨幣である
  • 記念硬貨やレプリカである
  • 別の硬貨との取り違え・誤認である

硬貨の発行年、直径・重量、刻印の内容をよく確認した上で、信頼できるコイン専門店や鑑定機関に相談するのが確実です。

参考:価値のある銀製ダイムを見分けるには

1964年以前に発行されたダイム(マーキュリー・ダイムや初期のルーズベルト・ダイム)は90%の銀を含んでおり、現在でも銀地金としての価値が認められています。お手持ちのダイムの発行年が1964年以前であれば、銀含量ベースの買取価格が期待できるでしょう。