歴史上の人物

アメリカの半ドル紙幣には誰の顔が描かれている?実は存在しない理由と歴代半ドル硬貨の肖像

「アメリカの半ドル紙幣には誰の顔が描かれているのか」という質問をよく見かけますが、実はアメリカ合衆国には「半ドル紙幣」という額面の紙幣は存在しません。過去に発行されたこともなく、現在も流通しているわけではありません。

アメリカに半ドル紙幣がない理由

アメリカの紙幣は、1ドル、2ドル、5ドル、10ドル、20ドル、50ドル、100ドルという額面で構成されており、「50セント(半ドル)」の紙幣は発行された歴史がありません。そのため、半ドルといえばアメリカでは常に硬貨を指すことになります。

歴史上の2種類の半ドル硬貨

アメリカの歴史において鋳造された半ドル硬貨には、次の2種類があり、それぞれ異なる人物の肖像が刻まれています。

1. ベンジャミン・フランクリン(1948年〜1963年)

初めて人物の肖像が採用された半ドル硬貨は、建国の父の一人であるベンジャミン・フランクリンをあしらったものです。1948年から1963年まで鋳造されました。

2. ジョン・F・ケネディ(1964年〜現在)

1963年のケネディ大統領暗殺を受けて、追悼の意を込めてジョン・F・ケネディの肖像を刻んだ半ドル硬貨が1964年から発行されました。現在でも記念用途などを中心に鋳造が続けられており、一般に「ケネディ・ハーフダラー」と呼ばれて親しまれています。

まとめ

アメリカに半ドル紙幣は存在せず、半ドルといえば硬貨のことです。歴史上の半ドル硬貨に描かれているのは、ベンジャミン・フランクリンとジョン・F・ケネディの2人です。もし「誰の顔が描かれているのか」と聞かれたら、この2人の名前を挙げるのが正解となります。