歴史上の人物

1873年のリーバイスの価格はいくら?実は「まだ売られていなかった」理由を解説

1873年、リーバイスのジーンズに「価格」は存在しなかった

「1873年のリーバイスはいくらだったのか?」――結論から言うと、1873年当時、リーバイスのジーンズには価格が存在しませんでした。世界初のリーバイス・ジーンズが誕生したのがちょうどこの年であり、まだ一般市場で販売されていなかったためです。

1873年――ブルージーンズ誕生の年

リーバイスの歴史において1873年は特別な年です。リーバイス・ストラウスと仕立て屋のジェイコブ・デイビスが協力し、ポケットをリベットで補強した耐久性のあるワークパンツを開発しました。これが、後に世界的な定番となる「501」の原型です。

このリベット付きデニムパンツの特許は、1873年5月20日に取得されています。リーバイス社自身も、この日を「ブルージーンズの誕生日」として大切にしています。

なぜ1873年には店頭になかったのか

特許取得の時点で、ジーンズは発明されたばかり。サンフランシスコでの本格的な量産・販売はその後に始まりました。つまり1873年当時、消費者が店頭でリーバイスのジーンズを購入することはできず、当然ながら価格表に載ることもなかったのです。

販売開始後の初期の価格

量産が軌道に乗った19世紀末頃には、リーバイスのワークパンツは1本およそ1ドル〜1.5ドル程度で販売されていたと記録に残っています。現在では数千円〜数万円で取引されるジーンズですが、誕生当初は労働者のための実用的な作業着だったことがわかります。

まとめると、1873年はリーバイス・ジーンズが「生まれた年」であって「売られた年」ではないということです。当時の価格を知りたい場合は、販売が本格的に始まった翌年以降の記録を調べるのが正解といえるでしょう。