歴史上の人物

1919年ペニー(ホイート・セント)とは?デザインやスペックを徹底解説

1919年ペニーの概要

1919年にアメリカで発行された1セント硬貨(ペニー)は、一般に「ホイート・ペニー」または「リンカーン・ペニー」と呼ばれるシリーズに属します。表面にはエイブラハム・リンカーン大統領の肖像、裏面には麦の穂が描かれており、コレクターの間でも人気の高い硬貨です。

表面(オーバース)の特徴

デザイン

表面には、右を向いたエイブラハム・リンカーン大統領の胸像が浮き彫りにされています。この肖像は、彫刻家ヴィクター・デイヴィッド・ブレナーによって手がけられたものです。

刻印文字

  • 「UNITED STATES OF AMERICA」(アメリカ合衆国)
  • 「IN GOD WE TRUST」(我らは神を信ず)
  • 「LIBERTY」(自由)
  • 「1919」(発行年)

裏面(リバース)の特徴

デザイン

裏面には、左右に広がる二本の麦の穂があしらわれ、その中央下部に額面を示す「ONE CENT」の文字が配置されています。この麦の穂のモチーフこそが、「ホイート・ペニー」の愛称の由来となっています。

刻印文字

  • 「E PLURIBUS UNUM」(多数から一つへ)
  • 「ONE CENT」(1セント)

1919年ペニーの基本スペック

項目内容
素材銅95%、錫・亜鉛5%
直径19.05ミリメートル
重量3.11グラム
発行年1919年

ホイート・ペニーの歴史

ホイート・ペニーは1909年に初めて鋳造されました。これは、リンカーン生誕100周年を記念したものであり、実在の人物の肖像をアメリカの流通硬貨に採用した先駆的な事例としても知られています。

その後、ホイート・ペニーは1958年まで約半世紀にわたって発行され続け、1959年からは裏面にリンカーン記念館をあしらった「リンカーン記念堂セント」へと引き継がれました。

まとめ

1919年ペニーは、リンカーンの肖像と麦の穂という象徴的なデザインを持ち、アメリカ貨幣史上における重要な位置を占める硬貨です。シンプルながら歴史的な価値も高く、収集家だけでなく歴史愛好家にとっても魅力的な一枚といえるでしょう。