1941年10セント硬貨のミントマークの位置
1941年に発行された10セント硬貨(通称:マーキュリー・ダイム)のミントマークは、硬貨の裏面(尾側)に刻印されています。具体的には、裏面中央に描かれた月桂樹の花輪(リース)の真下に、「D」または「S」の小さな文字が打たれています。
DとSのミントマークが意味するもの
これらの文字は、その硬貨がどの造幣局で鋳造されたかを示しています。
- D(デンバー造幣局):コロラド州デンバーで鋳造されたことを意味します。
- S(サンフランシスコ造幣局):カリフォルニア州サンフランシスコで鋳造されたことを意味します。
ミントマークがない場合は?
もし硬貨のどこにもアルファベットの刻印が見当たらない場合、その1941年ダイムはフィラデルフィア造幣局で鋳造されたものです。当時のフィラデルフィア造幣局では、ミントマークを刻印しないのが慣例でした。なお、1942年以降の一部の硬貨からは「P」の刻印が使用されるようになりましたが、1941年当時はまだ導入されていません。
鑑定時のポイント
ミントマークの有無や種類によって収集価値が大きく変わることがあるため、硬貨を評価する際には裏面の花輪の下を必ず確認しましょう。拡大鏡を使うと、小さな刻印を見つけやすくなります。