Dミントマーク付き1982年ルーズベルトダイムの価値とは
1982年にデンバー造幣局で鋳造された「D」ミントマーク入りのルーズベルトダイムは、保存状態(グレード)によって価値が大きく変動します。流通品であれば額面程度の価値にとどまりますが、未使用に近い状態や高グレードのコインには、収集市場でプレミアムが付くことがあります。
なお、1965年以降に発行されたルーズベルトダイムは銀を含まない銅・ニッケル合金製のため、地金としての価値はほとんどありません。コインの価値を左右するのは、あくまで保存状態と希少性です。
状態別の目安となる価値
未使用品(Uncirculated)
一度も流通せずに保管されていた未使用品で、状態の良いものであれば約2.5ドル前後で取引されることがあります。
極美品(Extremely Fine)
わずかな摩耗はあるものの、元のディテールの大部分が残っている極美品(EX)の場合、約2ドル前後が相場の目安です。
美品(Fine)
中程度の摩耗があり、細かい傷や打痕が見られる美品(F)では、約1.8ドル前後の価値が見込めます。
良品(Good)
摩耗が激しく、表面に大きなダメージがある良品(G)の場合、額面の10セント前後か、それに近い水準にとどまるのが一般的です。
ミントステート(Mint State)
MS-65以上の高いグレードを持つミントステート品は、10ドル以上の価値がつくこともあります。特にMS-67クラス以上のハイグレード品は、オークションでさらに高額になるケースがあります。
知っておきたい関連情報:1982年のエラーコイン
ちなみに1982年には、ミントマークが刻印されていないエラーコインが確認されており、こちらは数十ドル以上の価値がつくことで収集家の間で知られています。手持ちのコインをチェックしてみる価値は十分にあるでしょう。
価値を正確に知るためには
コインの価値は、市場の需給、希少性、そしてPCGSやNGCなどの鑑定機関によるグレーディング結果によって常に変動します。より正確な査定を希望する場合は、信頼できるコインディーラーや専門家に相談するのがおすすめです。