アメリカ海兵隊のシンボルとして知られるエンブレム「イーグル・グローブ・アンカー(Eagle, Globe, and Anchor)」は、1868年に正式に採用されました。このエンブレムは、海兵隊の誇りと伝統を象徴する最も重要なマークの一つです。
採用の経緯
1868年、当時の海兵隊総司令官ジェイコブ・ゼーリン准将が、部隊を象徴する公式エンブレムの制定を指示しました。これを受けて設置された委員会によるデザイン案が検討され、同年11月19日に現在のエンブレムが公式に承認されました。
エンブレムを構成する3つの要素
イーグル(鷲)
アメリカ合衆国の国鳥である白頭鷲が描かれており、国家への忠誠心を表しています。
グローブ(地球)
西半球が浮き彫りにされた地球儀が採用されており、海兵隊が世界中どこででも任務を遂行できることを象徴しています。
アンカー(錨)
錨は海軍との深い結びつきを表し、海上作戦を支える海兵隊の伝統的な役割を示しています。
その後の変遷
1883年には海兵隊の標語「センプラー・フィデリス(Semper Fidelis/常に忠実に)」が加わり、エンブレムはさらに完成度を高めました。以来150年以上にわたり、このエンブレムは海兵隊員の名誉と献身の証として受け継がれ続けています。