歴史上の人物

アレクサンダー大王の名声とは何だったのか?歴史に残る6つの偉業を解説

アレクサンダー大王とはどんな人物か

マケドニアのアレクサンドロス3世(紀元前356年7月20日/21日~紀元前323年6月10日/11日)、通称「アレクサンダー大王」は、古代ギリシャの王国マケドニアの王(バシレウス)であり、アルゲアス朝の一員でした。哲学者アリストテレスに師事した彼は、わずか20歳で父フィリッポス2世の後を継いで王位に就きます。

その後、治世の大半をアジアと北東アフリカにおける長期の軍事遠征に費やし、30歳になるまでにギリシャから北インドに至る、古代世界最大級の帝国を築き上げました。アレクサンダーは戦闘で一度も敗北することがなく、歴史上最も成功した軍事指導者の一人として広く称えられています。

アレクサンダー大王の主な功績

1. 広大な帝国の征服

アレクサンダー大王の最も有名な功績は、ギリシャからインドにまで及ぶ広大な帝国の征服です。最盛期には帝国の面積は500万平方キロメートル(約200万平方マイル)を超え、ヨーロッパ、アジア、アフリカの一部を版図に収めていました。

2. 数多くの新都市の建設

アレクサンダー大王は帝国各地に数多くの新しい都市を建設し、その多くは彼自身の名前にちなんで命名されました。中でも特に有名なのが、エジプトのアレクサンドリアやアフガニスタンのカンダハルです。

3. ギリシャ文化の普及

アレクサンダー大王は帝国全体にギリシャ文化を広め、いくつものヘレニズム王国の発展をもたらしました。ヘレニズム文化はギリシャ、ペルシャ、エジプト、インドの文化要素を融合させたものであり、西洋文明の発展に計り知れない影響を与えました。

4. 名声を象徴する巨大建造物

彼は古代世界の七不思議の一つである「アレクサンドリアの大灯台」を建設しました。この灯台は、高度な工学技術と優れた芸術性を兼ね備えた建築の傑作として名を馳せましたが、後に大規模な地震によって崩壊してしまいました。

5. 強大な軍隊を打ち破った戦歴

アレクサンダーは当時最強とされたペルシャ、エジプト、インドなどの強力な軍隊と次々に戦い、勝利を収めてきました。特に有名なのは紀元前331年のガウガメラの戦いです。数で大きく劣るマケドニア軍は、ダレイオス3世コドマンノス率いる圧倒的なペルシャ軍を相手に奮戦し、見事な勝利を収めました。

6. 後世に残る制度の確立

彼が築いた制度の中には、後継国家に受け継がれたギリシャ式の統治システムのように、長きにわたって存続したものがあります。さらに、バルカン半島からバクトリアに至る広範な地域へ古典ギリシャ語とギリシャの学問が伝播するきっかけともなり、東西文化交流の基盤を築きました。