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世界初の電子コンピュータ「ENIAC」とは?1946年ペンシルバニア大学で誕生した計算機の歴史

世界初のコンピュータの名前は「ENIAC」

1946年、アメリカのペンシルバニア大学において、J・プレスパー・エッカート(J. Presper Eckert)とジョン・モークリー(John Mauchly)によって発明された初期のコンピュータの一つが、ENIAC(Electronic Numerical Integrator and Computer:電子数値積分計算機)です。

ENIACの開発目的

ENIACは当初、第二次世界大戦中のアメリカ陸軍の弾道計算を高速に行うために開発されました。砲弾の軌道を正確に予測するには膨大な数値計算が必要であり、その作業を自動化することが狙いでした。実際の完成は戦争終結後の1946年2月となりましたが、その後も気象予測や原子力研究など、幅広い分野の科学技術計算に活用されました。

圧倒的な性能と巨大なサイズ

当時のENIACは、約18,000本の真空管を使用し、重量は約30トン、面積にして約167平方メートルの部屋全体を占める巨大なマシンでした。それでも、従来の機械式計算機と比べて桁違いに高速で、1秒間に5,000回の加算処理が可能という画期的な性能を誇りました。

コンピュータ史上の意義

ENIACは汎用電子デジタルコンピュータの先駆けとして、後のコンピュータ技術の発展に多大な影響を与えました。その運用経験からプログラム内蔵方式の重要性が認識され、後継機であるEDVACや、商用コンピュータのUNIVACなどの開発へとつながっていきました。

このように、1946年にペンシルバニア大学で誕生した世界初のコンピュータの一つの名前は、「ENIAC」です。