1981年5月13日。その日、法王は死ぬはずだった。彼はなぜ生き延びることができたのか?その苦難にはどんな意味があったのか?そして、銃撃犯の背後にいたのは誰なのか?これらの問いに答えを見出す時が、ついに来たのだ!
引き金が引かれた。ブローニングHP拳銃が応えた――毎秒350メートルの速度で飛ぶ9ミリ弾が放たれたのだ。人間の目には捉えられない速さだった。サン・ピエトロ広場に集っていた巡礼者たちの耳に、恐ろしい銃声が響き渡った。続いて二発目。三発目は……ついに薬莢から出ることはなかった。
1981年5月13日、バチカンの中心地サン・ピエトロ広場を銃声が打ち砕いた瞬間、世界中が凍りついた。「ヨハネ・パウロ2世は生き延びられるのか?」――この劇的な問いは、あらゆる国々に暮らす何百万人もの信者の口をついて出た言葉だった。
「白い衣をまとった司教」の死を予言したとされるファティマの聖母出現から100周年を迎えるにあたり、当時ヨハネ・パウロ2世と暗殺未遂事件の最も近くにいた人々の証言を通して、私たちはこの戦慄の出来事を追体験することができる。
ヤツェク・タチック著『暗殺(ザマフ)。ヨハネ・パウロ2世――1981年5月13日。陰謀。捜査。告白』には、36年前のこの五月の日、サン・ピエトロ広場で発砲したメフメト・アリ・アジャ本人へのインタビューが収められている。タチックは数年をかけて彼を説得し続け、最後の瞬間まで銃撃犯との面会が本当に実現するかどうか確信を持てなかったという。それでも、ついに実現したのである。こうして著者は、法王に次いで、1981年の出来事についてトルコ人銃撃犯と直接語り合った二人目のポーランド人となったのだ。
これらのすべては、ヤツェク・タチック著『暗殺。ヨハネ・パウロ2世――1981年5月13日。陰謀。捜査。告白』(Wydawnictwo Literackie、2017年)で読むことができる。
しかし、アジャだけがこの物語の主人公であり語り手というわけではない。多くの証人にも発言の場が与えられた――当時の法王秘書官スタニスワフ・ジヴィシュ枢機卿、逃走する銃撃犯を取り押さえたレティツィア・ジュディチ修道女、銃撃の犠牲者とその家族、そして負傷した法王の命を救った医師たちまでが語り手として登場する。
さらに、物議を醸す人物たちへのインタビューも収録されている。戒厳令を敷いたヴォイチェフ・ヤルゼルスキ将軍、かつてメディアからヨハネ・パウロ1世の死に関与したと疑われた法王第二秘書官のジョン・マギー司教、ヨハネ・パウロ2世を裏切ったと非難されたコンラド・ヘイモ神父などだ。加えてタチックは、レフ・ヴァウェンサや、事件を捜査したイタリアの捜査官(ロザリオ・プリオーレ、イラーリオ・マルテッラ)、そして捜査の舞台裏を今ようやく明かす判事たちとも対談を重ねている。
執拗な捜査官のごとく、著者は最も重要な細部を再現してみせた。この本の執筆には3年以上の歳月が費やされた。4万5000キロメートルを移動し、3つの大陸を渡り歩き、何百回もの電話をかけ、資料調査を行い、細部を照合しながら、困難で居心地の悪い質問からも決して目を逸らさなかったのである。
本書の著者、ヤツェク・タチック。
彼が紡ぎ出す物語の強みは、なんといっても多角的な視点にある。さまざまな社会階層から来た対話者たちが、それぞれ異なる立場から、自らの経験、恐怖、そしてヨハネ・パウロ2世との個人的な関わりを通して事件を回想するのだ。そこに描かれるのは暗殺未遂事件の記憶だけではなく、彼ら自身の私生活でもある。26人の証人の一人ひとりにとって、「真実」はそれぞれ異なる顔を持っている。だからこそ『暗殺』は、ページを繰る手が止まらない魅力的な読み物となっているのだ!
ジャーナリストとして、私はタチックのこれらすべての出会いと対話が羨ましくてならない。彼は膨大な仕事を成し遂げた。そして読者に、夢中になって読まずにはいられない、魅惑的で心を揺さぶる一冊を届けてくれた。しかも残念ながら、それは人生そのものによって書かれた本なのである。
カタジナ・コルスカ、「W drodze(道すがら)」誌
ヤツェク・タチック 「ガゼタ・ヴィボルチャ」紙ヴロツワフ支局でキャリアを開始。トリノに渡って大学ラジオで働いた後、ワルシャワへ移り、Polsat、Polsat News、TVP Info、TVP1「Wiadomości」といった各局で活躍した。「ティゴドニク・ポフシェフヌイ」「Nowe Media」「Press」などの媒体にも寄稿している。2016年からはTVN24に所属。ベネディクト16世の退位をめぐる騒動、コンクラーヴェとフランシスコ法王の選出、ヨハネ・パウロ2世の列福・列聖、そしてフランシスコ法王の聖地巡礼などを現地から報道してきた。詳細については、ヤツェク・タチックの公式サイトを参照されたい。
すべてがこの一冊に凝縮されている:
