歴史物語

イタリア・ヴェローナ近郊のブドウ畑の下で古代ローマのモザイク床が発見される

ブドウ畑の地下から現れた古代モザイク

イタリア北部の都市ヴェローナ近郊で、西暦3世紀頃に遡るとみられる見事なモザイク床が発掘されました。発見場所は、小さな丘の上にあるブドウ畑の地下だったといいます。

CNNによると、このモザイク床は古代ローマ時代のものである可能性が高いとのことです。発掘に携わった考古学者たちは、この貴重な考古学的遺産を一般公開し、多くの人々がその美しさを目にできるよう、尽力していく姿勢を示しています。

自治体がFacebookで発見を報告

地元自治体は、発掘調査の様子を捉えた写真を市の公式Facebookページに投稿し、この発見について次のように綴りました。

「幾度もの失敗を重ねた長い年月の末、考古学者たちはついに、学者らによって1世紀前に存在が確認されていた、首都の北に位置するローマ時代の別荘(ヴィッラ)の床と基礎の一部を掘り起こすことに成功しました」

調査チームの主な目的は、この古代建造物の正確な位置を特定することでした。今回の発掘により、その一端が明らかになった形です。

一般公開へ向けて

関係者は今後、土地の所有者および市当局と連携し、この貴重な考古学的遺産を一般の方々が実際に訪れ、鑑賞できるようにする方策を検討していく予定です。

公開の実現には時間がかかり、多大な資金も必要になるとみられますが、関係者は「必ず道は見つかる」と前向きな姿勢を見せています。

市当局はこの目標の達成に向けて可能な限りの支援を行うことを約束しており、好意的な協力を示してくれた専門の考古学者たちと土地所有者に対し、感謝の意を伝えています。