歴史物語

ポントス・ギリシャ人虐殺記念日、ゲンニマタ党首「トルコはついに謝罪すべきだ」

「トルコはついに謝罪すべきだ」――記念日に向けた訴え

ポントス・ギリシャ人虐殺(ポントス・ジェノサイド)記念日に際し、ギリシャ野党「変革運動(KINAL)」のフォフィ・ゲンニマタ党首は、次のように訴えた。

「世界中のあらゆる国々による、ポントス・ギリシャ人に対する虐殺の承認に向けて、すべてのギリシャ人が闘っています。トルコはついにこの罪について謝罪すべきです」

1994年に国会で満場一致で制定された記念日

このメッセージこそが、1994年にアンドレアス・パパンドレウ元首相の発議により、国会で満場一致をもって制定された記念日の趣旨でもあると同氏は付け加えた。なお、ポントス・ギリシャ人虐殺記念日は毎年5月19日に定められている。

虐殺を生き延び、ルーツを守り続けた人々

ゲンニマタ氏は、ポントス・ギリシャ人が虐殺され、多くの肉親を失い、拷問を受け、生まれ育った土地から根こそぎ引き剥がされた歴史を指摘した。しかし彼らは、新しい祖国で人生をゼロから築き直し、再び立ち上がり、常に前を向いて歩み続けてきた。それでありながら、自らのルーツを決して忘れることはなかったという。

「何世紀もの奥底から受け継がれ、社会のあらゆる分野でその存在感を示し続ける、ヘレニズムの中でも最も活力に満ちた創造性豊かな細胞の一つです」と同氏は強調する。

忘却への解毒剤

そして同氏は、次の言葉で結んだ。「ポントス・ヘレニズムに敬意を捧げることが、忘却に対する解毒剤なのです」。