スコットランド沖に浮かぶ小さな島で、約1億6600万年前の恐竜の骨が発見されました。発見したのは古生物学者のエルサ・パンチロリ博士です。
パンチロリ博士は、古生物学調査チームの同僚たちと合流しようと足早に移動していたところ、偶然にもこの化石に「つまずく」ようにして出会ったといいます。

200年間待ち望まれた発見
スコットランドではこれまで、スカイ島などで恐竜の骨が見つかった例があります。しかし、今回のような骨こそ、科学者たちが実に200年にわたって探し続けてきたものでした。全長50センチに及ぶこの骨について、研究チームは、ジュラ紀に生息していた草食恐竜「ステゴサウルス」の種類に属すると考えています。

「ほとんど偶然の出会いだった」
BBCの取材に対し、スコットランド国立博物館に勤務するパンチロリ博士は次のように説明しています。
「ほとんど偶然の発見でした。日も暮れかけ、かなり先まで進んでしまった仲間たちに追いつこうと走っていたとき、何か普通ではないものにつまずいたのです。それが元々どの種のものだったのかはすぐには分かりませんでしたが、間違いなく恐竜の骨であることは確かでした」
この発見は、スコットランドにおけるジュラ紀の古生物学研究を前進させる貴重な手がかりとして、大きな注目を集めています。