歴史物語

ジャンヌ・ダルクは生前に賞や特別な評価を受けたのか?その知られざる真実

いいえ、ジャンヌ・ダルクは生前に何らかの賞や公式な栄誉、特別な評価を受けることはありませんでした。むしろ彼女の人生の結末は悲劇的なものでした。

1431年、彼女は異端の罪に問われて教会裁判にかけられ、最終的に火刑に処されました。フランスを救った英雄でありながら、当時の権力者たちから正当な評価を得られないまま、わずか19歳前後でその生涯を閉じたのです。

死後に覆った評価

しかし、彼女の名声は死後に大きく見直されることになります。1456年に行われた再審では有罪判決が取り消され、正式に名誉が回復されました。

その後、ジャンヌ・ダルクはフランスにおける国民的英雄として広く崇敬されるようになり、1920年にはローマ・カトリック教会によって聖人(聖女)として列聖されました。

つまり、ジャンヌ・ダルクが真の意味で世間から認められたのは、すべて死後のことであり、生前の彼女はむしろ迫害を受ける側だったというのが歴史の事実なのです。