歴史物語

マゼランは何歳で亡くなった?世界初の地球一周を成し遂げた探検家の最期

フェルディナンド・マゼランといえば、人類史上初となる地球一周航行を指揮した偉大な探検家として知られています。しかし、その生涯がどのように終わったのか、また亡くなったときの年齢については意外と知られていません。この記事では、マゼランの最期について詳しく解説します。

マゼランが亡くなったときの年齢

マゼランは1480年頃、ポルトガル北部の貴族の家系に生まれたとされています。そして1521年4月27日、フィリピンのマクタン島で起きた戦闘の中で命を落としました。このときの年齢は、およそ41歳だったと考えられています。

マゼランの死因は「暗殺」ではない

「マゼランは殺された」という表現を目にすることがありますが、これは正確には誤解です。マゼランは特定の人物によって暗殺されたわけではなく、航海の途上で現地の人々との武力衝突に巻き込まれ、戦闘の中で亡くなりました。

当時、マゼランの艦隊はフィリピンのセブ島に立ち寄り、現地の首長と友好関係を結んでいました。しかし、近隣のマクタン島の首長ラプラプがスペインへの服従を拒否したため、マゼランは部下とともにマクタン島へ武力で制圧に向かいました。ところが、数で大きく劣り、浅瀬のため船からの砲撃支援も受けられなかった遠征隊は苦戦し、マゼラン自身も槍や刀による攻撃を受けて落命したのです。

世界初の地球一周とマゼランの功績

マゼランはポルトガル出身ですが、ポルトガル王から支援を得られなかったため、スペイン王室の後援を受けて1519年に5隻の船団と約270人の乗員とともに出航しました。南米大陸南端の現在「マゼラン海峡」と呼ばれる航路を発見し、太平洋を横断するという前人未到の偉業を成し遂げています。

残念ながらマゼラン本人は帰還の途上で亡くなりましたが、生き残った乗員たちが1522年にスペインへ帰還し、人類初の世界周航が完成しました。この快挙により、地球が本当に球体であることが実証され、世界史における海洋探検の時代が本格的に幕を開けたのです。

まとめ

マゼランは1480年頃の生まれで、1521年にフィリピン・マクタン島での戦闘により、約41歳でこの世を去りました。暗殺ではなく戦闘による死であった点、そして本人は帰還できなかったものの、その艦隊が人類初の地球一周を達成した点は、歴史を学ぶうえで押さえておきたい重要なポイントです。