メアリー・ダウニング・ハーンとはどんな作家?
メアリー・ダウニング・ハーン(Mary Downing Hahn)は、アメリカを代表する児童書・ヤングアダルト小説の作家です。1937年にワシントンD.C.で生まれ、これまでに50冊以上の著作を発表してきました。幽霊や不思議な出来事を描くゴーストストーリーの名手として知られ、代表作『Wait Till Helen Comes(ヘレンが来るまで待って)』(1986年)は出版から長い年月が経った今も、世界中の子どもたちに読み継がれています。
知っておきたい!メアリー・ダウニング・ハーンの主な事実
- 大学時代から執筆活動を開始:初めて商業誌に掲載された作品は、若者向け雑誌『セブンティーン(Seventeen)』に載った短編でした。
- 出版社の編集者を経験:専業作家になる前は、出版社で編集者として働いていました。この経験が後の創作活動に大きく活かされています。
- 数々の文学賞を受賞:ミステリー作品『Closed for the Season』でエドガー賞(青少年ミステリー部門)を受賞するほか、全米各州の児童文学賞にもたびたび選ばれています。
- 世界的に読まれている:作品は20以上の言語に翻訳され、国境を越えて多くの読者に愛されています。
- プライベートについて:現在はメリーランド州に夫と暮らしています。2人の子どもと4人の孫に恵まれています。
メアリー・ダウニング・ハーンのおすすめ人気作品
数ある著作のなかでも、特に人気が高く評価されている作品をピックアップしました。ホラー好きの方にも、ミステリー好きの方にも楽しめるラインナップです。
- 『Wait Till Helen Comes』(1986年)
- 『The Dead Man in Indian Creek』(1988年)
- 『Stepping on the Cracks』(1991年)
- 『The Old Willis Place』(2004年)
- 『Deep and Dark and Dangerous』(2007年)
- 『All the Lovely Bad Ones』(2008年)
- 『Closed for the Season』(2009年)
- 『The Ghost of Crutchfield Hall』(2010年)
- 『Took: A Ghost Story』(2015年)
- 『One for Sorrow』(2017年)
まとめ
メアリー・ダウニング・ハーンは、長年にわたり第一線で執筆を続けるベテラン作家です。背筋が凍るような怪談的な展開でありながら、家族の絆や心の成長といった温かなテーマも丁寧に描く作風が最大の魅力で、子どもから大人まで幅広い世代に支持されています。ゴーストストーリー入門として、まずは代表作『Wait Till Helen Comes』から手に取ってみてはいかがでしょうか。