18世紀初頭のカリブ海で名を馳せた伝説の女性海賊・アン・ボニー(Anne Cormac、旧姓Bonny)。彼女は本当にアメリカに渡ったのでしょうか。結論から言えば、答えは「はい」です。激しい海賊生活の後、彼女は現在のアメリカ合衆国にあたる北米へ移り、サウスカロライナで穏やかな晩年を過ごしたと伝えられています。
カリブ海で活躍した女海賊
アン・ボニーはアイルランド出身とされ、「キャリコ・ジャック」ことジョン・ラカム率いる海賊船に乗り組みました。同じく女性海賊だったメアリー・リードとともに戦う姿は多くの人々を驚かせ、「二人の女海賊」として歴史に名を刻んでいます。
処刑を免れた奇跡
1720年10月、ジャマイカ沖でラカム一味はイギリス海軍に襲撃され、捕らえられました。乗組員の大半が処刑される中、アン・ボニーは妊娠していたことを理由に死刑を免れたとされています。その後、父親の人脈などによって釈放されたと考えられています。
サウスカロライナでの静かな日々
釈放後、アン・ボニーは北米へ渡り、サウスカロライナ(当時はイギリス植民地)に定住しました。かつて荒波を駆けた海賊とは思えないほど、彼女は平穏で目立たない暮らしを選び、人生の最期をその地で迎えたといわれています。
まとめ
華々しい海賊時代から一転、静かな余生を選んだアン・ボニー。その波乱に満ちた人生は、歴史に残る数少ない女性海賊の物語として、今日まで語り継がれています。